●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら人造砥石を考える閑話。

今回は砥ぎ始めて間もない方を対象に人造砥石の話をしてみる。 天然砥石をこよなく愛するおっさんも、刃物の整形においては人造 砥石を使う。しかし、この人造砥石。番手も種類も恐ろしく多い。 砥石はGC系だからとか、WA系だからとか、ビトリファイドだの レジノイドだの、おそらく砥石を知らない人からすると。何の事?…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら研磨剤の硬度について考える閑話。

刃物の硬度を気にする方は良くおられるが、砥石の研磨材の硬度を 気にされる方はあまり居ない様に思う。 硬さの評価をする試験方法は多くの測定方法がある。代表的な試験 方法と言うとロックウェル、ビッカス、ブリネル、ショアや大昔 からあるモース硬度等が上げられる。 硬さを評価する対象は金属以外でゴムやプラス…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながらハスカップ焼きを紹介する閑話。

苫小牧の特産品でハスカップという漿果樹(しょうかじゅ)をご存じだろうか? スイカズラ科スイカズラ属の漿果樹で、樹高1~2mの落葉低木で青紫色の実が なる木である。 おっさんは子供の頃ジャムを作る為に取にいった記憶がある。 今回はこのハスカップというかハスカップの木の灰を釉薬に混ぜて作られる 樽前窯陶芸館で…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら故郷を想う閑話。

僕が2歳の頃に過ごした集落は51年後の現在、既に無い。この集落を思い出す時、 何故か寂寥感に捉われる様な、でも懐かしい様な、今でも不思議な気持ちになる。 ある記事で脳を研究する専門家の意見では、2歳児の脳はまだ海馬が未発達な為 長く記憶を保持できないという記述を見た事がある。 西日に照らされた茶色の長椅子…

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●50代のおっさんが包丁を砥がないで、ダッチオーブンをいじくる閑話。

すっかりインドア派になってしまったおっさんだが...あれ? 既視感? もとい、昔はキャンプにクライミングにスノーボードや釣りやあれこれと 時間さえ空けばどっかに行っていたアウトドア派だったが、今は見る影も 無いおっさんなのである。 先日、昔の道具を整理していたら、昔使った ダッチオーブンが出てきた。驚いた…

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●50代のおっさんが包丁を砥がないで、散歩する閑話。

すっかりインドア派になってしまったおっさんだが、 たまには運動しないと廃人になりそうなので散歩しに行こうと思う。 そうだ近くの演習林にいこう~ レッツラゴー!  演習林入口。もう葉っぱも落ちて、緑といえば針葉樹だけ。 寒い。 白樺の木も何か寒そうだな~。 よく似た木でダケカンバという木が あるけど見…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら刃物鋼材を考える閑話。

世の中の物には概ね、背反特性と言う物がある。鋼材で言うと以下の感じ。 ・鋼の硬度が上れば靱性が低下し、靱性が上れば硬度が低下する。 ・硬度が上れば刃が長持ちするが、訛った時に理想の刃付けが難しくなる。 ・硬度が高ければ欠けやすいが硬度が低ければ捲れやすい。 強度とひとくちに言っても硬度と靱性、この二極の要素が…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら山刀の紹介その3の閑話。

宗石富男さん(土佐鍛冶)作 臼の平 山刀 8寸 鋼材 :並鉄+安来鋼白紙1号 両刃 ハンドル :柄カシ古木 全長約 :420㎜ 刃長約 :240㎜ 刃厚約 :5.5㎜ 山刀、ナガサ、剣鉈、地方によって呼び方が違う様だが狩猟刀である。 おっさんとの付き合いが一番長く、大事にしている…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながらナイフ紹介その2の閑話。

佐治武さん(工房作) アバタ―2 ハンドル:グリーンマイカルタ 鋼材 :V金10号ニッケルダマスカス  全長 :225mm 刃長 :120mm 身厚 :3.5mm 刃巾 :23mm 重さ :165g 数年前、シャケ釣り用に購入した一本。海なので錆びない仕様の ナイフを探していた時に見つけま…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながらシャケと地衣類を語る閑話。

11月である。北海道の白シャケ釣りの期間は9月~11月中旬位でそろそろ終わりである。 この時期のシャケは基本的にエサをあまり食わない。しかしルアーの 様な小魚を模した物がチラチラ目の前を泳いでいるのを見ると反射的に 食いつく習性があるが、あまり動きが速いと食いつかない。  リールを2秒間に半回転させるくらい、…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら早くもネタが無いと悩む閑話。

刃物よりどちらかと言うと砥ぎや砥石が好きなおっさんは、 この刃物の切れ味を考える時、 どうしても砥ぎ方の目線で物を考えてしまう。 だがしかし、本来は切られる側目線も考えた方が良いのではないか?  等とネタ知恵袋メーターの針がEmpty レベルになったおっさんは思っている。 切られる側目線? と当然の様に思…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら天然砥石の有用性を考察する閑話。

これまで3本の記事を掲載する事が出来てとても満足である。(๑•̀д•́๑)キリッ いやそうじゃなくて! 表題が示す通り包丁や砥ぎの記事にしようと思っていたが。当初の目的をすっかり忘れていた。 今までかなりベクトルの違う話になっていた事をお詫び申し上げます。と言う事で今回は正真証明の刃物や砥ぎのお話である。 天然砥石の魅…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら”生きる虫”の話を回想する閑話。

意外に思うかもしれないが現在僕はプログラムを生業にしている。 企業が日ごろ手作業で行っているPC処理を自動化するのが主な仕事だ。 耳ざわりの良い言葉で言うと業務の効率化だ。 コロナの影響下で売上が低迷し人件費削減を考える企業は少なくない。 恩恵を受けている身だが、正直に言うと僕はこの仕事が好きではない。  決まった事を決…

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●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら「詫び錆び」を考える閑話。

「無人島に1つだけ持っていくとしたら何を持っていく?」って質問。 釣竿とかライターとかナイフとか人によって答えは様々だけど「知識」と答える人には会った事が無い。 実際、必要なのは知識だと思うし、それが最強の武器になると経験則から学んでいるからだ。  自慢に聞こえるかもしれないが僕は、素っ裸で無人島に放り出されてもダイナマ…

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50代のおっさんが包丁を砥ぎながら半生を振り返りる閑話。

幼少の頃から特に得意な事も無く何となく生きていた僕は、高校卒業を控えて焦っていた。 就職である。  通っていた高校は進学より就職組が多く大概は実家の稼業を継ぐか自衛隊に入隊するか選択肢はそれほど無かったと思う。  ただ何となく景気は上向き、時はバブルに突入かという希望に満ちた時代で、今では考えられないが、各企業は接待まで…

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