●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら名倉を考えるパート2閑話。

そう言えば、先日紹介した名倉だが、うんちくばかり綴って肝心の写真

を添付してない事に気が付いた。 こりゃいかん!

と思い、写真を撮る為に、包丁と砥石を再度、引っ張り出してきた。


今日は、共名倉(内曇り)と三河白名倉(天上)の比較をしてみようと思う。

刃物は一般的な炭素鋼の万能包丁(関孫六)を使う。

砥石はおっさん愛用の変な形をした内曇り砥である。


まずは共擦りした時の違いから見て頂こう。

名倉砥汁比較1.jpg

共名倉の方は粘度質なので粘りがある事が分かると思う。

その為、砥いでいる最中に砥面から飛散しづらい特徴がある。

一方、白名倉の方は粘度が低くサラサラした状態であり、砥いでいると

どうしても砥面から無くなりやすい傾向が感じられる。

でも、この辺は好みの問題かなと思う。無くなればまた擦り擦りすれば

良いと、おっさんは思う。

名倉砥汁比較2.jpg

共に50回ストロークした後の画像である。若干ではあるが、研磨力に

おいて、白名倉に軍配が上がる様に感じる。(砥汁が白名倉の方がやや濃い)

さすが、白名倉は、ほぼ全部が石英の塊と言われるだけはある。 但し、

研磨力についても、遅いか早いかの違いであり、やはり好みの問題だと思う。

おっさんはゆっくり派なので、いつも共名倉を使うというだけである。

ちなみに、仕上げの糸刃付けで刃先が当たっている角度が分かりづらい時は

以下の様に小刻みにゆっくり1mm程度のストロークをする事で音の違いが

分かりやすくなると思う。 

小刻みストローク.jpg

砥ぎが終わって1日くらいは鉄臭くなるという話を聞いた事があるが、

確かに洗っただけでは鉄分が取れない場合がある。そんな時は

オリーブオイルを付けたキッチンペーパーでこそぎ落すと良いと思う。

砥いだ後、洗剤で洗った後にキッチンペーパーで拭った画像である。↓↓↓

鉄分の残り.jpg

おっさんも砥ぎに関して初心者に毛が生えた様なものだが、これから砥ぎ

を始める方々の参考に少しでも役立てば嬉しい。


    岩魚岩男







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