●50代のおっさんが裏スキの成形を考える閑話。

片刃の包丁を砥いでいる時、いつも思う事がある。

裏スキを成型する効率的且つ、高精度な成形方法は無いかと。

過去にネットで良い修正器具は無いか探した事はあるが

無かった。他の方々はどうしているのか?というとコルクに

サンドペーパーを巻いて成形したり、薄くなった砥石の欠片で

成形したり、色々である。

本来、直径1mくらいある巨大な丸砥で成形される部分だが

当然、一般家庭にそんな物は無いし、インテリアとして

置いている家庭がもし有ったら、何かシュールな感じである。

そんな分けで今回はおっさんなりの裏スキ修正方法を紹介する。

文章だとイメージしずらいので図解にしてみた。
裏スキ図解.jpg

日本刃の切刃は最初から有る分けでは無いようで、トンカチで

ある程度、形を作ったら、「セン」や「ヤスリ」みたいな物で

ゴリゴリ削るのを見た事がある。最終的には砥師に砥がれて

綺麗な切刃になる。さすがにそんな専用工具近くのホーマック

にも置いていないし、そこら辺に売っているヤスリなんかは

鋼を削ろうにもツルツル滑って刃が立たない。

はやりサンドペーパーか...と思い悩んでいた時に思いついたのが

「ヤスリは使うが、ヤスリで砥がない」という折衷案。

使う物はこんだけ。
修正道具1.JPG

実演に使用するのは裏押しが広がり、刃線も歪んだ出刃。

お~~! 裏押しが景気よく広がっているね。

刃線の修正は別途行うとして、今回は裏スキ、裏押し幅の修正をする。
裏押し広い、刃線も変.JPG

使うサンドペーパーは布製の#180以下が良いと思う。

サンドペーパー.JPG

ヤスリ形状は丸や半円の物より角ばっている物の方が良いと思う。

修正道具2.JPG

サンドペーパーを固定しやすいし、細かいコントロールが効き易い。

微妙な曲線を出すのに不向きでは?と思われるかもしれないが

その為に厚みのある布製のサンドペーパーを使うのである。

修正風景1.JPG

この方法の良いと思う所は裏押し幅を目で見ながら調整出来る

事と部分的に深く削りたい場合はヤスリをひねる様に力を加え

られるので裏スキの凹凸に対応しやすい点だと思う。
捻る方向題.jpg

修正後。
修正風景2.JPG

この方法でもサンドペーパーを使っているおかげで、削れる深さ

はさほど深くはならない。 よほどしつこく削らなければ#1000

の砥石で十回程度ストロークすれば消える深さである。

という事で今回は、おっさんの裏スキ修正方法を紹介してみた。



     岩魚岩男

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この記事へのコメント

CoffeeTree
2021年04月15日 12:45
お見事でした。一度ベルトグラインダーで試した事があったのですが今イチだったのでいろんな動画を見て、大きな円砥で刃先まで出来るんだから出来んじゃねと思って今度挑戦してみますね😝
あと、余計なことですけど怒らないで下さいね😅コッパですけど青砥有りますのでメルカリで神前青砥で検索してみてください(笑)
岩魚岩男
2021年04月15日 14:23
修正方法は人によって色々あるので賛否は有ると思いますが
CoffeeTreeさんのお役に立てたならブログをやっていて良かったと思います。 
追信:神前青砥ですね。検索して見ます。
情報有難うございました。(*^-^)