●50代のおっさんが包丁を砥ぎながら砥石台を考える閑話。

おっさんは砥ぎの準備に関して普段から留意している点が2つある。

一つは砥面を平面に保つという事と、もう一つは砥ぐ時の砥ぎ圧を

一定に保てる状態を作る。という事を心がけている、これらは技術

云々の前に準備として必要な事だと考えている。 

但し、あくまでも、おっさんが心がけている事で、

技術を持った方々は、この限りではないと申し上げておく。


よく砥ぎのHow-to物の本で、砥石が滑らない様に雑巾を下に敷き

砥ぐ事を推奨している物がある。 だがこれだと砥圧が一定にな

らないと思うのだ。 雑巾を敷いてその上に砥石をのせた状態で

刃物を研ぐと、微妙ではあるが上下に砥石が沈みこむのである。

砥石が微妙に上下に動くという事は、砥ぎの圧力を一定に保つの

は難しくなると思う。 そんな理由で砥石は剛体の上に置く様に

心がけている。

人造砥石の場合、裏の平面が出ているのでまだましであるが、

天然砥石の場合、裏面の凸凹が激しい。酷い物になると砥ぐ

度にガタゴト上下に動く。さすがにここまでくると、雑巾では

どうにもならない。

この様な砥石の場合、専用の砥台をまず作る様にしている。

そんな分けで、今回はおっさんの砥ぎ台を紹介してみようと思う。


 (左:天然砥石の裏側  右:砥石台)

砥台1.jpg

石膏で型を取り、天然砥石の裏面に合う石膏面を作る。合わせると

ぴったりハマり動かない。

砥台2.jpg

最終的に砥石も砥石台もカシュー塗料を塗っているので

中に水が浸透する心配もない。

砥台3.jpg

おっさんの砥ぎには欠かせない道具の1つなのである。




   岩魚岩男

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